今朝の６時頃に鳴り響くサイレンで目が覚める。。。

入院してると救急車のサイレンはよく耳にするが、今日はパトカーのサイレンもまざっている？！

やたらと外が騒がしく、看護師さん達もバタバタと走り回る！！？



その答えが分かったのは、その３時間後。。。



どうも この病院の屋上で自殺未遂があったらしい。

その人は同じ整形の入院患者で歳は３０代。

車イスでエレベータに乗り最上階へ、そこから屋上までは車イスを捨て自力で階段をのぼり、施錠されたドアのカギを壊して屋上に出る。
そこからフェンスをよじ登り、屋上の端に座り込んでいたらしい。

その下には警察やレスキュー隊が、万が一の事態に備えクッションや網を準備していたとのこと。



あの人はいろいろ考える事が多かったのでしょうか？

 何かに押しつぶされそうで逃げたかったのでしょうか？ 

未来に希望を抱けなかったのでしょうか？


でも、すごいパワーだと思う。車イスの人が自力で階段やフェンスをよじ登る事は容易ではないはず。

でも、それを成し遂げれる人間の力。。。

きっと、その人にはその先が何であれ、その先に光をみつけたのであろう。

光をみつけた時の人間のパワーはすごいんだと思った。

僕が、「その力を、明日を生きる力に変えればいい」と言える立場でも、そんな優れた人間でもない。

でも、ほんの少し光を見つける方向を変えてほしかったなとは思う。

きっと、ほんの少しだけ違う方向だと思う。

善と悪も紙一重。

アホと天才も紙一重。

朝の占いでも１位と１２位も紙一重。

生と死も紙一重。

だから、ほんの少しだけ。

僕はそう思う。



なにはともあれ、今回は未遂で止まって良かった。死んじゃったらこの先リカバリーもできないもんね。

きっと人間には想像以上の力があるはず、だから力いっぱい頑張る必要はなく、少し力を入れるだけでいいんじゃないかなって思います。

まずは、ほんの少し方向を変える力だけ入れればいいはず。

そう僕は思う。